ペイントツールのSAIからクリップスタジオに移行したとき、前より作業がはかどらなくなります。
シンプルで軽いが特徴のSAIに比べて、多機能だけど若干重いクリップスタジオ。
この機能が多いってのがSAIからのりかえたときに最初に戸惑う原因なんです。
機能が多くて聞いたこともない名前のツールがズッラ~ッと並んでいたら今まで考えなくてもよかったことを考えなくてはいけなくなるんです。これは結構ストレスになりますよね。
自分もそうでした。
クリップスタジオでしばらく作業してはSAIに戻り「あ~やっぱ使い慣れたツールはいいな~サクサクだぜ~ヒャッハー!!」ということを2~3回繰り返した経験があります。
でもこの記事で紹介することを最初にやっておけばよかったんですよ。
SAIのパレットレイアウトと同じにする
一番最初にやるべきことは環境設定です。
今まで慣れ親しんだSAIと同じパレットレイアウトに変更することが最初にやるべきことです。
クリップスタジオはパレットのカスタマイズが簡単です。
カスタマイズすることでSAIからクリップスタジオへスムーズに移行できます。
移動の仕方・隠し方(非表示)・表示の仕方
覚えるべきことはこの三つ。
パレットの移動の仕方・隠し方(非表示)・表示の仕方です。
この三つをおぼえておけば「おい!あのパレットどこいった?でてこ~い!」や「もう二度とあのパレットには会えないの?」といった気持ちになることはありません。
移動の仕方
パレット上部のタブの部分をドラッグします。
移動できるスペースにきたら赤く表示されるのでドロップします。
移動できる場所
隠し方(非表示)
非表示にする方法はメニューバー>ウィンドウ>非表示にしたいパレットのチェックを外す(クリックすると外れます)
別の方法もあります。タブをドラッグすると分離してパレット単体になります。右上の×をクリックすると閉じて非表示になります。
タブの左上にあるメニュー表示ボタンからも非表示にできます。
表示の仕方
表示されていない、または隠した・非表示にしたパレットを表示するにはメニュー>ウィンドウ>表示したいパレットをクリック
最初にパレットをすべて隠す
説明しやすく&理解しやすくするためにパレットを一旦全部非表示にします。
メニュー>ウィンドウでチェックボックスを一旦全部外します。
素材パレットはメニューから非表示にすることができないのでパレットを分離して閉じます。
残った素材パレットを全部隠すとパレットがすべてなくなりました。
ここからSAIとできるだけ近いレイアウトにしていきます。
SAIのレイアウトと同じにする
SAIのパレットはこのようにレイアウトされています。
ナビゲーターパレットを表示して左上に配置します。
レイヤーウィンドウを表示してナビゲーターパレットの下に配置します。
カラーサークルパレットを表示して右隣に配置します。
カラースライダーを表示してカラーサークルの隣にドラッグ
カラーセットを表示してカラースライダーの隣にドラッグ
ツールパレットを表示してカラーセットの下にドラッグ
サブツールパレットを表示してツールパレットの下にドラッグ
ツールプロパティとブラシサイズパレットを配置して完成です
赤で囲んだ部分をドラッグすると縦に並べたパレットをまとめて移動できます。
左右に分ける
レイアウトを保存するにはウィンドウ>ワークスペース>ワークスペースの登録で名前を付けて保存できます。
ラインスタンプを制作したので気に入ったら購入よろしくお願いします。